ごあいさつ
私は、王寺町で生まれ、王寺町で育ち、この町に育てられました。
そして残りの人生を生まれ育った王寺町に恩返しがしたいとの思いから、令和4年9月末で36年間勤務した王寺町役場を退職し、誰もが王寺町に誇りと愛着を感じ、住み心地の良さを実感できるまちに皆様とともに創りあげていくことを願い、政治活動を開始しました。そして、令和5年4月の王寺町議会議員選挙において、皆様の温かいご支援とご支持を賜り、初当選させていただきました。
私が王寺町役場に就職したきっかけは、亡父が消防団や民生児童委員などの公職を担っていて、昭和54年2月の久度地区の大火や昭和57年8月の約2,000世帯が浸水の被害を受けた大水害などにも出動する姿を身近で見てきました。特に昭和57年の水害では自宅が半壊の被害を受け、再建を余儀なくされました。このような経験を通して、住民の生命や財産を守る安全安心なまちづくりの必要性を痛感し、自分も将来、地域の役に立ちたいと強く感じたからです。
昭和61年に王寺町役場に就職以来、行政職員としてまちづくりに携わってきましたが、行政の組織から離れ、今後は町議会議員として住民の皆様と対話を重ね意見を汲み取り、行政の現場の声も聞きながら、皆様にとって必要な施策の実現につなげてまいります。どうか町政に関する皆様のお声をお聞かせいただきますとともに、ご支援とご指導ご鞭撻賜りますよう、お願い申し上げます。